2014-06-11 寄り道1 制覇は...やぶさか? 朔日朝粥




さて、おもちロードは早くも寄り道。
意志が弱いのがばれてしまいそうなこのタイミング。
おかげ横丁の隠れた(?)名物、朔日朝粥のレポートとなります。

 

などとまあ、朔日餅の取材のついでだろうという突っ込みがそこかしこからもあるわけですが、そのとおりです。
だけど、捨ててはおけないこの朔日朝粥に関する情報。


おかげ横丁では朔日朝粥というお題で、飲食店が季節の食材を使った朝粥や料理を提供しているのだとか。
実は甘味好きではなく、ただの食いしん坊だけなのが丸分かりですが、これはいっておかないと。
せっかくだから

 

お店や料理の選択肢は数多あれど、おもちロードメンバーはすし久さんの6月朔日朝粥を食べることにしました。
手こね寿司と麦とろ飯のイメージが強い同店ですが、朝粥も絶品で一番人気。
だけど、やはり行列が出来るらしい...。
事前情報からして苦難が予想されましたが、実際にそのままで、もう殆ど艱難辛苦・・は言い過ぎですか(^_^;)。

 

【午前6時前のすし久6月朝粥の行列人数を数える店員さん】

 

赤福さんの朔日餅グループと分かれてすし久さんの朝粥行列に並びました。
さすがに麦手餅の1,200人以上はないものの、待ち時間にして一時間半以上。
これからは「朔日」=「行列」と頭の中でトラウマ変換になりそうな行列でした。
だけど、売り切れ前に入れただけでもよかったのかも。

 

【明け方 入店前のすし久の様子 朝の6時台です】

 

店先から母屋の方が混んでいたため、もともと蔵だったような造りの奥の離れの二階へ通されました。
渡り廊下も歴史を感じさせる造りですね。
二階に上がってから、おトイレがてらあちこちのぞいてみました。
昭和の50年代くらいまではこんな旅館や料理屋さんがあったよなあ、などという感慨を覚えたり。

 

【すし久さん二階の渡り廊下で入口側から離れ側を撮影】

 

さて、待つこと30分後におまちかねの朝粥が供されました。
6月は鮎の雑炊ということで、おかずのほかに炙った鮎の切り身が雑炊の上に乗っています。


はらわたが食べられなきゃ鮎じゃないやい! などと昭和40年代のチビっ子(死語ですね(^_^;))のような駄々をこねることはないものの、鮎の良さがわからないのではと軽く危惧していました。

 

【すし久さんの朔日朝粥 6月鮎雑炊】

 

食べてみるとそれは杞憂に終わりました。
やっぱりお寿司屋さんは我々より魚の味を知ってます。
鮎の切り身だけでこんなに香ばしくも玄妙な味が出るなんて、驚きでした。

ポイントは切り身の皮かな...。

 

いや、もうホント贅沢な気持ちになる雑炊。
個人的には横浜中華街の謝甜記(シャテンキ)の牛肚粥と並ぶくらいのおいしさ。
香ばしさやおかずの品数の多さなど、コストパフォーマンスではこちらの方が上回るかも。

 

おかげ横丁ではこのすし久さん以外のお店でもやっています。
スケジュールの案内がこちらのページにありますね。
ここだけで4店舗×12月=48種類もあるけど、全お粥&雑炊制覇は....(ヾノ・∀・`)ナイナイ

 

とはいうものの、めかぶ粥とか十三里粥とか鱧雑炊とか蜀黍雑炊とか気になりますわー。
また別のお店も行きます? < おもちロードメンバー各位