2015-02-12 第14歩 一カ月飛ばしの朔日餅は立春大吉餅




お正月を一カ月飛ばした二月の朔日餅は立春大吉餅。

年明けの忙しさも落ち着いたところで日曜だったこともあり、小春日和ならぬ小々春日和の伊勢へ受け取りに行ってきました。

 

名古屋から伊勢へ向かう鈴鹿山脈で雪が降っていたのでちょっと心配していましたが、伊勢ではいいお天気。

亀山のサービスエリアでは雪合戦ができそうなくらい積もっていました....。

 

 

【毎回楽しみな伊勢千代紙の包装紙は春をモチーフにしたデザインです】

 

一月の朔日餅ってないの? という疑問をよく聞きますが、一度でも三が日のお伊勢さんに行かれた人ならあの人混みで朔日餅を販売しないのはごくまっとうな判断であることが分かると思います。

遠方からであれば、せっかくだからいろいろ楽しみたいのはやまやまですが、あの人混みにそれこそ全国から来る参拝者が加わったら広いとはいえ、参道がどうなることか.....。

 

さて持ち帰りました、立春大吉餅。

梅や鳥、春の花々があしらわれていて目にも楽しい彩りです。

包装紙が華やか過ぎるくらいなのは、春を想いつつもお正月の分も含めてだったりするのでしょうか。

 

 

【立春大吉餅の包みを解いたところ】

 

立春と節分にちなんだ二月の朔日餅は二種が三個ずつの六個入り。
手前の生成り色は、こし餡と大豆がくるまれたきな粉をまぶしたおもちです。
奥側の白色は、黒大豆とこし餡をくるんだ典型的な豆大福。
六個で税込740円で、十一月のゑびす餅同様にプチプレミアムな仕様(?)。

 

赤福さんの解説によれば、購入者がまめに過ごしてますますの繁栄をするようにという想いも込められているようです。
語呂合わせといえば思い出すのが...。

 

【六個入りパッケージを開けたところ】


まずいただいたのはきな粉のおもち。
求肥以外はすべて豆由来で、まめまめまめなおもち。
だけどあまり豆を感じず、つるりと入っていきます。

 

そして間をおかずに一般的な豆大福に近い白いおもちをぱくり。
粒が大きな黒大豆の食感がいい具合にアクセントになって、滞留時間がちょっと長め。
こっちの方が食べてる気がするような、そうでもないような。

ん、もぐもぐ。

 

【近接撮影 麦手餅のときよりも黄色がかったきな粉が印象的です】

 

いつも小箱を何個も買い求めるのですが、こういう二種類のときはすぐにおもちが消えていきます。
一人が二つとも試して、好きな方をもう一つ食べるとかするので、大体において消費が早い。
そんな風だから遠慮したり手を引っ込めたり、ときには小さな諍いも生まれたり。

 

せっかく日本のおもちを食べるんだから、譲りあいたいものヨ(*´・ω・)(・ω・`*)ネー 。
と、訴えかけてみたくあるのですが、きなこ餅が気に入った私はラップをした上に名前を書いた付箋を貼っていたりしました。
そんな具合に日本人らしく本音とタテマエを(以下略

 


【二つを並べて撮影 白いおもちの求肥の下にうっすらと黒大豆がみえます】

 

始めた頃から考えていたのですが、せっかくナイスなおもちを撮影しているのだから載せるお皿もいいものを使いたい、という思いが強くなってきています。
公平性、パッケージの紹介もあって箱と包装紙主体で撮影してきましたが、そろそろ限界かなと。
朔日餅は仕方がないとして、よく知られたおもちはお皿に載せてもいいのかなと考えています。

 

木製の茶器が好きなのですが、大体において値段が高いのでやはり陶器がベター。

思い切って買っちゃいませんか ( ‘д‘)? おもちロードリーダー様。
瀬戸市のせともの祭りは九月に終わっているので、近いところでは四月の多治見陶器まつりで調達ですか。

 

 

【お皿の問題がクリアされたら次は背景やロケーションが気になりだすんでしょうね...】

 

買ってばかりでも限界はありますのでお家で使わない、あげてもいいよというお皿がありましたら、ご連絡いただければ幸いです。
手タレも何となく務めていただけたので調子に乗って告知させていただきます。
両手の肖像権を主張されない女性であれば、どなたでもウエルカムでございます。

 

今回の募集ではなんと(!)愛知三県下であればご希望のおもち屋さんへ取材同行いたします。
おもち好きな方はぜひ(力なく)。

 

※二月中旬に掲載した記事から内容を差し替えています