2014-07-05 第4歩 7月の竹流しは朔日餅の一番人気(下)

購入した竹流しをおもちロード事務所へ持ち帰り、早速開封。
青い包み紙がまばゆく、開けてみたらこれまた鮮やかな緑色。
前投稿のカバー写真にもありましたように、見た目にも涼しさの演出がなされています。
さて、食べてみましょうか。
と思いながら開けてみて面妖だったのはミニサイズのキリ。
これが必要なのは・・・
【竹流しに添付されるキリと竹楊枝】
こんな具合にキリキリと穴を開けるのですね。
説明書を読んでようやく得心。
ほおほお、青竹のお尻に穴を開けて器を下にトントンと叩けば出てくるそうです。
【竹筒の節に添付のキリで穴を開けたところ】
トントン。
ん?
トントントン。
んん?
出ませんよぉ。
「いや、出ますよ。ほら」
と、おもちロード別メンバー。
おぉホントだ。
むー、なんだか悔しい・・。
トントントン。
やはり出ない。
フンッフンッ。
振って出そうとしましたがこれまた出ない。
日頃の行いが悪いのかな・・・。
仕方がないので開けた穴からフーっと息を吹き込みます。
あー、やっと顔を出したよ竹流し。
筒から水ようかんが押し出されてきました。
【竹筒から赤福餡の水ようかんが顔を出したところ】
楊枝で引き出しながら口に運ぶと、赤福餡の穏やかな甘みが舌の上をさらりと滑っていきます。
ほんのりとついた竹の香りが清涼感を演出してもいます。
正確にはおもちじゃないけど、7月の朔日餅いただきました。
不揃いの竹筒の五本入りですが、これなら一人で食べきれてしまうかも。
店舗では冷たい玄米茶と一緒に出されるそうです。
私はぬるめの八女のほうじ茶といただきました。
いやあ、もう一本でも二本でも食べたいなあ。
などと、思いながら気づいたら竹筒のサイズは何気に不揃い。
私のはかなり細めでしたが、ほかはわりと太めの竹筒でした。
【五本入の最後の封を開ける前の様子 餡の出し方が説明書に丁寧に書かれています】
ここで気づきました。
私は細めの筒をガッチリ握ってトントンフンッフンッやっていたのですが、これがいけなかった。
筒の内部をのぞくと他に比べて餡が少し残っていました。
恐らくですが、中身が温まって竹筒にくっつき気味だったようです。
よく冷やしてね、と注意書きにあったのはこのことかと。
食べた人に訊いてみたら、2〜3割が私と同じように吹いて出したようです・・(^_^;)。
不器用なのが自分だけじゃないことを喜ぶべきか、普通にうまくやれない不器用さを嘆くべきか。
来年になりますが、竹流し購入の際にはこの点を気をつければ幸せにいただけるかも。
私は筋金入りの不器用ですので、来年はこのことを忘れずスンナリと出して食べれるよう心がけます。
太さが不揃いだから、細いのはさりげなく避けて..._〆(。。)と。
なんというか、おいしく食べるためのプロトコルは尽きませんね・・・。