2014-10-04 第10歩 10月の朔日餅はプレミアム




10月の朔日餅は栗餅。
季節もいいので伊勢でまったりお餅屋さんめぐりをしたかったところですが、忙しさにかまけていつもの松坂屋栄店さんで購入することになりました。

 

赤福さんの解説によれば、旧暦で9月9日の重陽(ちょうよう)の節句にちなんだものだそうです。
古来より菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わして邪気を払い、長寿を願ったのだとか。
もともと陽数で最大である「九」が重なる=負担が大きいところを払う意味合いがあったようですが、いつしかこの「陽」の重なりが吉祥に転じて祝い事になっていったというものです。

 

【10月の朔日餅 栗餅の外封を撮影】

 

ああ、いと難しき陰陽道。
ちなみにいいますと、節句の本場中国では2〜3日にわたって行われていたようですので、10月だけ販売期間を2日にしてもらえるとありがたいなと個人的には願ったりします。
そうなったら2日間買っちゃうのでしょうが・・。

 

【箱をあけたところ ふわっと栗の香りが】

 

などという四方山話はこのへんで、買い求めてきました栗餅。
相変わらず可愛い箱が、なんだか小さいですね・・。
気づけば、いつもより財布が軽い・・。
開けてみると8個入っているはずの小箱に6個....しかない(T_T)

 

【包みを開けたところ 右上隅のおもちから栗ようかん粒が落ちてしまっていました・・】

 

だって、今月の栗餅はプレミアム。
6個入りの小箱が930円(税込)だし。
封を空けると、しっとり飾り栗とつややかもち米求肥が、光輝いています(=多分気のせい)。
さぞかしお味も...。

 

【箱を開けて封を解いたところ 1つずつも小さめかも】

 

今回はちょうど居合わせたお取引先様の妙齢女子にお願いして、手タレを務めてもらいましたので、彼女のコメントからお味をお伝えできればと。


「おいしい。栗ですか、これ」
中身が栗餡なので、驚きもあり贅沢な満足感もあります。


「まわり(求肥)ももっちもちですね〜」
米粒感がある求肥はおもち好きにはたまらないはず。


「上のこの粒つぶ、なんですかね」
ぽっちり載った栗ようかんが、ワンポイントにして見た目にもアクセント。
栗ようかんなんてあろうものなら嬉しくてムハムハ食べちゃいますが、こういう演出に乗っかった楽しみ方もいいですね。

 

【初の外(手)タレントさんにお願いしてクローズアップ撮影しました】

 

お出ししたお茶がペットボトルだったのは申し訳なかったですが、喜んでいただいたようで。
そりゃあ朔日餅のレア感に加えて、プレミアムな栗餅ですもんね・・。
お相伴して楽しませていただきました。

これを食べたら中津川すや西木の甘味処榧で山栗しるこを食べたくなりました。

 

そんな具合に朔日餅への情熱が蘇ってきたのかどうなのか分かりませんが、11月は炎の予約なし購入ツアーを行うことが決定しました(パチパチ)。
寒さと買えない危険という障壁もあるのですが、すし久さんの朔日粥(11月は牡蠣)も食べたいしぃ、ということですね。

静かに楽しみ・・ジュル(・∀・)